聘珍樓横濱本店 横浜中華街
2月に久しぶりの横浜を堪能したばかりなのに、その話をした友人と横浜ネタで盛り上がり、急きょまたまた横浜に行ってきました!ちょうどサクラアワードの授賞式が幕張であり、調べたらメッセ前から横浜行きの高速バスが出ており、渋滞にハマってしまったけど、なんとか待ち合わせの山下町へ。今回は大好きなモントレ横浜に宿を取りました。そこから歩いて数分で、中華街の中にある『聘珍樓横濱本店』へ。
今回はお店のセレクトはすべて友人に任せ、私は事前に聘珍樓とだけ聞いていましたが、もちろん初めて。王道の中華料理が出てくるものだとばかり思っていたのですが・・・・・
名前からして、中国らしいお店を想像していた私は、フレンチレストランのような店内にびっくり。かなり大きなお店のようですが、個室ではなく大きなフロアに案内されました。平日だからか、かなりゆったり! テーブルセッティングにもワクワク♡
前菜は春らしく、桜鯛のサラダ仕立て。専属のサービススタッフさんが付き、大皿で持って来て頂いたものを取り分けてくれます。味付けは、これまた中華のイメージとはかなりかけ離れたもので、素材を生かしたシンプルかつ上品な味わいでした。
2品目の薬膳壺スープ。どうやら友人はこのスープが目当てだったらしく、こちらが入っている料理長お任せコースでオーダーしてくれていたのです。壺スープは季節によって違うらしく、今月はすっぽんやツブ貝などが入っていました。身体にスーッとしみ込むような、優しいスープでした。
なんと北京ダックも登場。大皿で持ってきたものを、目の前で作ってくれます。こちらも何とも言えぬ、上品なお味♡ 聘珍樓さんの上品な味わいには理由があります。なんとすべてのお料理に化学調味料は使用してないとの事。私にとってはとっても大きなポイントでした。
芥藍菜(カイランナ)のソテー。初めて聞いた中国野菜の名前ですが、シャキシャキしてて、クセのないお菜でした。あっさりしているけど味わい深く、おかわり欲しかった(笑)
そしてメインは、なんとステーキ!! 中華でステーキ?? でもこのお肉、めっちゃ柔らかくて美味しい! しかも上に乗っているのは「わさび漬け」。わさびを酒粕で和えた、信州ではおなじみですが、わさびがたっぷり入っていて、春の香りてんこ盛り。あっという間に完食。
聘珍樓は、大きなエビチリが美味しいと聞いて、エビ好きな私たちは追加でオーダー。甘くて辛くてとにかく複雑な味わい。大きなエビに感激♡ これね、絶対食べた方が良いです!!
ご飯か麺か選べるようですが、ここはオススメのおこげ料理を。おこげと言ってもこちらのはちょっと違って、さらさらと揚げたようなご飯を、濃厚ダシの中に入れる、おじやのようなもの。不思議な食感でした。
さて、聘珍樓はワインの持ち込み(BYO)が、なんと¥1080で出来るのです。これは持って行かない手はない!と(持って行かれないので送りましたが)すかさずロゼスパークリングと白ワインの2本をセレクト。
仕事の環境がこの春から変わる友人への思いを込めて、”はじまり”の意味もある『プリマペルラ ロゼスパパークリング』を。これは、サクラアワード2014において、最高峰のダイヤモンドトロフィーを受賞した、私も大好きなスパークリング。中華にはロゼがよく合いますからね~。
赤ワインの苦手な友人のために、2本目はゲヴュルツトラミネールという品種の白ワイン。香りのとっても個性的な品種なのですが、中華にとっても合うのです。ただし直前に思いついたため、高級中華にはそぐわぬデイリーワイン(^^;
実はワインを送りますと連絡してあったので、サービスの方はソムリエさんを向けて下さったようです。そんなところも高級店の心意気ですね。本当に素晴らしいソムリエさんで、お料理の事、ワインの事、そしてこのお料理にはこのワインをこう合わせてみて下さい、とか、私の用意したデイリーワインにも「ワイン選びに迷ったら、ワインの格をひとつ下げてみる」なんて言うアドバイスも頂けて、高級料理に高級ワインを合わせるばかりが能じゃないんだ… と約3時間のディナータイムが本当に勉強にもなり、料理とワインを”食べる”ではなく、心から”楽しむ”時間になったことは、このお店をセレクトしてくれた友人にも感謝、このソムリエさんと会えたご縁にも感謝のひとときとなりました。残念ながら、私たちを担当して下さったソムリエさんは3月いっぱいで退社、もうひとりおられるソムリエさんはVIP担当なので、一般のお客様の担当はしないとの事。私たち、めっちゃいいときに行ったよね~、と運の良さを喜び合いました! こんな経験もそうそうないのでは、と思います。
最後の最後でデザートは王道を。杏仁豆腐とマンゴープリン♫
聘珍樓さん、まさかこんな中華料理店があるとは思いませんでした。中華と言ったら、青椒肉絲や酢豚、麻婆豆腐、ちょっと高級でもフカヒレや北京ダック。そんなものだとばかり思ってました。実際数年前に行った高級中華『華勝楼(昨年閉店)』は、コテコテの中華料理店。聘珍樓とは真逆のお店。中華街はみんなそんなものだと。
聘珍樓さん、ぜひまた伺って見たいです。気軽に伺うには少々敷居が高いですが、それでも頑張った自分へのご褒美とか何やかんや理由を付けて、ぜひまた行きたいです!!
ごちそうさまでした(o^―^o)
聘珍樓横濱本店
〒231-0023
神奈川県横浜市中区山下町149
中華街大通中央
TEL:045-681-3001
今回はお店のセレクトはすべて友人に任せ、私は事前に聘珍樓とだけ聞いていましたが、もちろん初めて。王道の中華料理が出てくるものだとばかり思っていたのですが・・・・・
名前からして、中国らしいお店を想像していた私は、フレンチレストランのような店内にびっくり。かなり大きなお店のようですが、個室ではなく大きなフロアに案内されました。平日だからか、かなりゆったり! テーブルセッティングにもワクワク♡
前菜は春らしく、桜鯛のサラダ仕立て。専属のサービススタッフさんが付き、大皿で持って来て頂いたものを取り分けてくれます。味付けは、これまた中華のイメージとはかなりかけ離れたもので、素材を生かしたシンプルかつ上品な味わいでした。
2品目の薬膳壺スープ。どうやら友人はこのスープが目当てだったらしく、こちらが入っている料理長お任せコースでオーダーしてくれていたのです。壺スープは季節によって違うらしく、今月はすっぽんやツブ貝などが入っていました。身体にスーッとしみ込むような、優しいスープでした。
なんと北京ダックも登場。大皿で持ってきたものを、目の前で作ってくれます。こちらも何とも言えぬ、上品なお味♡ 聘珍樓さんの上品な味わいには理由があります。なんとすべてのお料理に化学調味料は使用してないとの事。私にとってはとっても大きなポイントでした。
芥藍菜(カイランナ)のソテー。初めて聞いた中国野菜の名前ですが、シャキシャキしてて、クセのないお菜でした。あっさりしているけど味わい深く、おかわり欲しかった(笑)
そしてメインは、なんとステーキ!! 中華でステーキ?? でもこのお肉、めっちゃ柔らかくて美味しい! しかも上に乗っているのは「わさび漬け」。わさびを酒粕で和えた、信州ではおなじみですが、わさびがたっぷり入っていて、春の香りてんこ盛り。あっという間に完食。
聘珍樓は、大きなエビチリが美味しいと聞いて、エビ好きな私たちは追加でオーダー。甘くて辛くてとにかく複雑な味わい。大きなエビに感激♡ これね、絶対食べた方が良いです!!
ご飯か麺か選べるようですが、ここはオススメのおこげ料理を。おこげと言ってもこちらのはちょっと違って、さらさらと揚げたようなご飯を、濃厚ダシの中に入れる、おじやのようなもの。不思議な食感でした。
さて、聘珍樓はワインの持ち込み(BYO)が、なんと¥1080で出来るのです。これは持って行かない手はない!と(持って行かれないので送りましたが)すかさずロゼスパークリングと白ワインの2本をセレクト。
仕事の環境がこの春から変わる友人への思いを込めて、”はじまり”の意味もある『プリマペルラ ロゼスパパークリング』を。これは、サクラアワード2014において、最高峰のダイヤモンドトロフィーを受賞した、私も大好きなスパークリング。中華にはロゼがよく合いますからね~。
赤ワインの苦手な友人のために、2本目はゲヴュルツトラミネールという品種の白ワイン。香りのとっても個性的な品種なのですが、中華にとっても合うのです。ただし直前に思いついたため、高級中華にはそぐわぬデイリーワイン(^^;
実はワインを送りますと連絡してあったので、サービスの方はソムリエさんを向けて下さったようです。そんなところも高級店の心意気ですね。本当に素晴らしいソムリエさんで、お料理の事、ワインの事、そしてこのお料理にはこのワインをこう合わせてみて下さい、とか、私の用意したデイリーワインにも「ワイン選びに迷ったら、ワインの格をひとつ下げてみる」なんて言うアドバイスも頂けて、高級料理に高級ワインを合わせるばかりが能じゃないんだ… と約3時間のディナータイムが本当に勉強にもなり、料理とワインを”食べる”ではなく、心から”楽しむ”時間になったことは、このお店をセレクトしてくれた友人にも感謝、このソムリエさんと会えたご縁にも感謝のひとときとなりました。残念ながら、私たちを担当して下さったソムリエさんは3月いっぱいで退社、もうひとりおられるソムリエさんはVIP担当なので、一般のお客様の担当はしないとの事。私たち、めっちゃいいときに行ったよね~、と運の良さを喜び合いました! こんな経験もそうそうないのでは、と思います。
最後の最後でデザートは王道を。杏仁豆腐とマンゴープリン♫
聘珍樓さん、まさかこんな中華料理店があるとは思いませんでした。中華と言ったら、青椒肉絲や酢豚、麻婆豆腐、ちょっと高級でもフカヒレや北京ダック。そんなものだとばかり思ってました。実際数年前に行った高級中華『華勝楼(昨年閉店)』は、コテコテの中華料理店。聘珍樓とは真逆のお店。中華街はみんなそんなものだと。
聘珍樓さん、ぜひまた伺って見たいです。気軽に伺うには少々敷居が高いですが、それでも頑張った自分へのご褒美とか何やかんや理由を付けて、ぜひまた行きたいです!!
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